収めが繊細なフロアコンセント
コンクリートベースにボックス、管路が埋められているフロアコンセントはとても漏電しやすい環境にあります。通常の使い方で不具合は起きないのですがが、まず留意する事は床Pタイル等の水吹き掃除です。コンセントの隙間から水滴が入り少しづつ侵入し水分が蓄積します。又接続するスペースが少ない事もあり配線の流れに沿った綺麗な収め方が必要になります。改修に行くと線が傷ついていたり差し込み型コネクターでの施工がされていたりしている事があります。弊社では基本外部同等の接続(スリーブ・キャップ・自己癒着テープ巻き)をします。これなら多少の湿気を吸ってしまってもコンセントへの接続部に侵入さえ無ければ概ね安全な状態を保つという判断です。昔は回転するタイプでしたが最近はアップ型になっていますので電線にも優しく製品的にも進化しています。